const
constはES6/TypeScriptで提供された非常に素晴らしい機能です。変数をイミュータブル(immutable)、つまり不変にすることができます。これは、可読性の面だけでなく実行時の面でも優れています。 constを使うには、単にvarの代わりにconstを使うだけです:
const foo = 123;この構文は、
let constant fooすなわち変数+動作指定子のようなものを入力させる他の言語よりも、ずっと優れています(個人的な意見です)。
constを使うことは、可読性とメンテナンス性のどちらの面でも良いことです。そして、マジックリテラル(謎の定数、マジックナンバーとも呼びます)を使うことを避けることができます。
// 可読性が低いコードです
if (x > 10) {
}
// このほうがベターです
const maxRows = 10;
if (x > maxRows) {
}const宣言は初期化する必要があります
以下はコンパイルエラーになります:
const foo; // ERROR: constの宣言は値を初期化する必要があります代入の左辺に定数は置けない
作成された定数はイミュータブル(不変)です。したがって、新しい値を代入しようとするとコンパイルエラーになります:
ブロックスコープ
constはletと同様にブロックスコープです:
深い不変性 (deep immutability)
constは、変数の参照(reference)を保護する限りにおいて、オブジェクトリテラルでも機能します:
ただし、以下に示すように、オブジェクト内部のプロパティを変更することは可能です。
できるだけ const にしよう
後で変数の初期化を行ったり、再代入する予定が無いのであれば const を使いましょう(再代入する場合は let を使います)。
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